April come she will

My BFの妹の名前はエイプリル。
サイモン&ガーファンクルの歌から付けられました。


先月プラダから手紙が届いていた。
プラダで買い物なんかしたことないのに…
開けてみると、MIUMIUの文字が。ギャ!
そういえばMIUMIUってプラダの妹的なブランドだった。
伊勢丹新宿店の2009 SPRING SUMMER COLLECTIONのお知らせでした。
ふうん、この薄ーいグレーの案内状はちょっとお役所チック。
でも、こんな薄いグレーのネイルが欲しい。
春だからわざとくすんだ色っていうの楽しいかもしれない。
実は四季の中で春が1番ニガテ。
春はやっぱり出会いと別れの季節だから、どうしてもナーバスになる。
卒業や入学、入社と、これといった動きが特にない場合でも
桜とか春風とか中途半端な暖かさとか、そういったものが体に自然に押し寄せてきて
バイオリズムが狂う。お肌もいつもより不安定になる気がする。
それに自然界の、あのムクムクモゾモゾ生命力みなぎってきてる感じ。
ああ、絶対私の生命力うばわれてる!と思う。
春から初夏にかけては、ひたすら息をひそめて見送りたい気分。
暑い!寒い!っていう極端なのは許せるけど、ぼやーんと中途半端なのがダメ。
特に暖かくなってくるのが。冷え症のくせに。


桜の森の満開の下 桜は美しいだけではすまされないところがブキミ。

でもピクニックには行きたい。それは楽しみ!
愛する代々木公園、ピクニックをするならここ。
暑い夏にBBQとかは嫌だけど、あったかい日に外で何かを食べるのは大好きです。
テイクアウトももちろん手軽でいいけど、時間があるならやっぱりお弁当を作って
水筒にはホットティー入れて、おやつなんかも用意して・・・
AUSでは、よくピクニックをしました。
外食が高いし美味しくないので、自然と自分達で公園で食べるようになっただけだけど。
パプリカやチーズのサラダにサンドウイッチ,タルト,チップス,おせんべいも。
BFはそのお弁当に凍らせたパックジュース2つを一緒にして包み、
ちょっと賢い主婦みたいな事します。(ジュースは最後に2人で飲む。)
もの足りない時は、その辺でFISH&CHIPSを買って食べます。
よく行くのは、CITYを流れる川沿いにある市民の憩いの場のような公園。
ちょっとしたビーチのような素敵なプールもあって、
お休みの日には天使のような子供たちがたくさん遊んでる。
みんなかわいい!手を振ったらニコニコして笑ってくれる。
砂浜では大人たちがビキニや海パンで日焼けしてます。
(あの日差しの下でよくもまあ…)

あとは、街中を抜けて少し歩くと
色んな植物があって、大きな池があって、グラウンドがあって、
日本だと絶対入場料取られそうな立派な公園。
ピクニックというよりも、夕陽を見に行きます。
夕方は学校帰りの子供たちや、芝生で瞑想にふけるお姉さんや
グラウンドでは中東系の奥様達の井戸端会議、
その子供達が周りを自転車で駆け回ったり
オージーが何人かヨガをしていたり、夕暮れのひと時を過ごすのには最適です。
勝手に使っていいBBQのセット?も設置されてるよ。したことないけど。
BFは「よくアジア人が使ってる。アジア人はタダで使えるのをよく知ってる」
って関心していた。

そして、少し足を延ばせば、観光地で有名な植物園。
バスで行くのですが、バスのおじさんの運転が荒くて怖い。
ここには日本庭園なんかもあります。
小さな池のほとりでお弁当を広げてると、色んな動物達の人気者になれます。
さすが大陸にいる動物は一味違うって思います。
鳩なんて来ないもの(笑)


最後にAUSでピクニックといえば、この映画
「Picnic at Hanging Rock」

ピクニック at ハンギング・ロック ディレクターズ・カット版 [DVD]

ピクニック at ハンギング・ロック ディレクターズ・カット版 [DVD]


美しさと恐怖とは表裏一体なんだなと感じる映画。
まさに前述した桜のような。
少女たちが行くこのハンギングロック
今でも地元っ子の遠足先だったりするみたい。
この映画、ソフィア・コッポラ、絶対観てると思います。
そっくりな構図のシーンが「Picnic at Hanging Rock」にもあります。
この映画がなかったら、あの「The Virgin Suicides」は
果たしてどんなものになっていたんだろう、と勝手に思っています。